キーワードってどう選びばいいかわからない。
なんで重要なの?
こんな悩みを解決する内容を今回はご紹介していきます。
- キーワードの重要性
- キーワードの種類
- キーワード選び方
キーワードの重要性

SEOは検索ユーザーの【疑問】に対して良質な【答え】を準備するためのものですがこの【良質なコンテンツ】を作るにはまずキーワードから【ユーザーが何に困っているか】【どんな疑問や問題があるのか】を的確にピックアップする必要があります。キーワードはSEOを行う側の手がかりなのでキーワード選定という作業が重要になってきます。
SEO対策は、キーワードを設定するところから始まります。Webサイトへのアクセスは検索エンジンからの流入がほとんどです。どれだけ良質なコンテンツを作ったとしても、キーワードを正しく設定していなければ検索エンジンで上位表示させるのは難しいです。
キーワードを選定して記事を作成しているにもかかわらず上位表示されない場合、ユーザーの検索意図と設定したキーワードがずれている可能性があります。
キーワード対策は、次の目的があります。
- ユーザーに自社サイト・コンテンツを見つけてもらいやすくする
- Googleクローラーに上位表示してもらうためのSEO対策
ユーザーの悩みを理解する
ユーザーの悩みは多種多様です。ひとつのワードからでも悩みが枝分かれしていくこともあります。例えば
例:らーめん屋
この場合イメージできるのはおいしいらーめん屋ではないでしょうか。次のことも考えられます。
- らーめん屋 年収→ラーメン屋で働きたい人の悩み・ニーズ
- らーめん屋 有名店→ラーメン屋の有名店を知りたい人の悩み・ニーズ
- らーめん屋 大阪→ラーメン屋の大阪のお店を知りたい人の悩み・ニーズ
- らーめん屋 大阪 豚骨ラーメン→ラーメン屋の大阪の豚骨ラーメンを知りたい人の悩み・ニーズ
ユーザーの悩みをキーワードで細分化してその悩みを解決できるコンテンツにしていくことが大事です。
Googleクローラーに上位表示してもらうためのSEO対策
Webサイトを探す際にGoogleが使用しています。
Googleは、検索されたキーワードに合致する語句・ユーザーが求める良質なコンテンツを表示するためにWebサイトを訪問し、コンテンツのキーワードからWebサイトを解析して、そのサイトの検索順位を決めています。
上位表示を目指すなら良質なコンテンツとキーワードが重要になるのでしっかり対策する必要があります。
検索順位別クリック率は以下の通りです。
- 1位:28.5%
- 2位:15.7%
- 3位:11.0%
- 4位:8.0%
- 5位:7.2位
- 6位:5.1%
- 7位:4.0%
- 8位:3.2%
- 9位:2.8%
- 10位:2.5%
検索順位別のクリック率をみると、上位と下位とでクリック率に10倍以上の開きがあります。
検索ページの2ページ目からはほとんどみられることがないので1ページ目に入ることを目指しましょう。
キーワードでニーズを探す
キーワードは言い換えるとユーザーの【ニーズの塊】です。
自分の記事にするときは自分のニーズを検索エンジンで調べて出てきた上位3記事の以下を参考にしていきましょう。
- 記事構造
- キーワード
- 読みやすさ
キーワードの濃さ
人気キーワードほど検索されますが、キーワードには【濃さ】があります。
やみくもに集めたり、感覚で集めるよりも、検索目的がはっきりした濃い訪問者を集めた方が購入や申し込みなどに繋がりやすいです。
次の【キーワードの種類】ででてきますが小さいキーワードほど(※スモールキーワード)目的がはっきりしているので濃いキーワードと考えられます。

図解でみると下にいくほど(ビックキーワード<ミドルキーワード<スモールキーワード)検索目的がはっきりしています。
ビックキーワードは競合が多く、あとからブログを始めた人は不利なので【スモールキーワード】を狙いましょう。
キーワードの種類

キーワードには以下の3種類があります。
- 【ビッグキーワード】
- 【ミドルキーワード】
- 【スモールキーワード】=(ロングテールキーワード)
例:SEOで調べたい場合
【ビッグキーワード】=SEO
【ミドルキーワード】=SEO やり方
【スモールキーワード】=SEO やり方 被リンク
検索語句の数が1語のワードを【ビッグキーワード】2語のものを【ミドルキーワード】3語以上のものを【スモールキーワード】と呼びます。
キーワードの種類ごとの難易度
SEOの難易度は【ビッグキーワード】>【ミドルキーワード】>【スモールキーワード】の順で高くなってきます。
初心者ブロガーはまず【スモールキーワード】で上位表示をできるようにキーワード設定をする必要があります。
ただ検索ボリュームで言えば【ビッグキーワード】>【ミドルキーワード】>【スモールキーワード】の順で難易度に比例します。サイトが徐々に充実してくれば次のステップとして【ビッグキーワード】【ミドルキーワード】で上位表示を目指しましょう。
キーワードの内容と認知度
難易度はキーワードの内容によっても決まります。
例で出した【SEO】というワードはニーズが非常に高く難易度が高いキーワードになります。
【SEO】を関連としたサービスなどの単価が高いため認知度に加え、お金になるかどうかも難易度の要素を決めます。
上記のワードはプロが上位表示を競うために資本を投入するため個人ブロガーが勝つ要素は難しいです。
トレンドワードで差別化を図る
【トレンドキーワード】というキーワードがあります。Googleで検索されるキーワードは毎日更新され、新しいニュースやサービスなどがありそれまで検索されなかったキーワードが多く検索されることがあります。
トレンドキーワードを使った記事は次の【Googleフォト】に関する記事でした。6月でのサービス変更のタイミングで記事をおこしたので上手くトレンドに乗れてPV数も伸びました。
トレンドキーワードのメリット・デメリットは以下になります。
メリット:競合サイトがノーマークのため上位表示をとれる可能性が高い
デメリット:流行が過ぎ去るとあっという間にアクセスが集まらない可能性がある
そこで目指したいのは大きな需要があるわけではないが、時間が経過しても常に一定の検索需要のあるワードとの併用です。
常に需要のあるキーワードは安定してアクセルを集めてくれるのでSEOを安定させることができます。
キーワードツールを作って上位表示を狙う

キーワードに関しては人気順や人気の濃さがあることがわかりました。
人気度は検索されいる回数を各種のツールで調べることができます。
キーワードプランナー
SEOに活用できる主なツールは『キーワードプランナー』です。下記画像はホーム画面ですが
左側の【新しいキーワードをみつける】で検索されたキーワードの単価や候補が出てきます。
右側の【検索のボリュームと予測のデータを確認する】から検索回数を知ることができます。



広告を使用していない場合は月間平均検索回数(検索ボリューム)がおおまかな範囲で表示されます。広告を使ってみると正確な数値が把握できます。
ラッコキーワード
キーワードプランナーを軸に使用していき、派生語を調べていきます。

グーグル検索したときにでてくる下記のようなパターンです。(画像参照)
検索⇒SEO
表示結果候補⇒
- seo
- seo対策
- seoチェキ
- seo対策とは
あくまで一部しかでてこないのでラッコキーワードを使います。

かなりの派生語が出てきます。これを元に記事を作成していきます。
まとめ SEOをあげるためのキーワード選び

今回は初心者ブロガー向けにキーワードの概要を解説していきました。
キーワードを選定していくにはツールや経験が必要になっていくのでまずは記事を量産していきましょう。
そこからある程度サイトボリュームが増えたらリライト・キーワードの見直しを意識して改善していけば上位表示を目指せます。
- SEOを行うには自サイトをどんなキーワードで上位表示を目指すかを決めるためにキーワードを選定する必要がある
- キーワードはユーザーの悩みなので細分化して適したコンテンツにする
- トレンドキーワードで差別化をはかるのもアリ
- 多くのアクセスはないが一定数需要のあるキーワードとトレンドキーワードを併用は初心者向き