転職をすることを決めた時に必要になってくるものの一つが自己分析です。
しかし自己分析は簡単にはできないものですよね。
まずは具体的にやってきた仕事、成功経験、失敗経験、そしてできたら、その時その時の気持ちなどをまとめてみるのです。
それでも自分一人ではなかなか自己分析ができない、という人は、転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
転職成功者 転職活動やっと終わったあ。 ウチブロ おつかれさまでした。 転職成功者 結構転職活動自体長引きました。 ウチブロ 人によって転職期間は変わり[…]
転職エージェントサイトに登録すると、転職エージェントに相談することが無料で可能になるのです。
転職エージェントは転職のプロですから、自己分析の方法もプロです。
自己分析の方法自体を教えてくれたり、一緒に自己分析してくれたりしますよ。
転職活動で重要な第一歩、それはズバリ自己分析です。下記を見ていきましょう。
「転職を成功させる上でもっとも大切だと思うこと」を聞くと、1位は「自己分析」(37.8%)。2位は「面接対策」(26.4%)、3位は「応募書類の作成」(21,7%)となった。転職の満足度ごとにみると、満足度が高い人ほど「自己分析」が大切と回答した割合が高くなっており、「大変満足」と回答した人のなかでも、「自己分析」(48.6%)が1位だった。
転職後の満足度が高い人ほど【自己分析】を大切にしています。それくらい【自己分析】は大事です。
転職活動は人生において一大イベント、必ず自己分析をやっておきましょう。
転職を意識している30代の皆様はぜひ本記事をチェックしてみてください。
この記事を読めば自己分析の手順と要点がわかるので自分に適した仕事を見つけることができます。
- 転職に自己分析が必要な理由
- 自己分析が苦手な人の特徴
- 転職時に自己分析を行うポイント
結論:自己分析は転職活動において重要
転職に自己分析が必要な理由

自己分析をせずに転職活動をしても採用されることは可能かもしれません。
しかし自己分析ができていないままだと採用された企業とのマッチングが悪く思うように能力が発揮できず転職活動に振り出しに戻る可能性があります。
- 自分を知る
- 第三者から聞く
- 自分自身を知ることが転職の成功につながる
- 実務経験の掘り起こしは書類作成や面接対策に役立つ
- 自己分析によって自分に合う企業を見極めることができる
自分の市場価値を的確に把握するため
自己分析をすると転職市場における自分の市場価値がハッキリします。
企業が転職者を雇用したもっとも多い理由は、「人員構成の歪みの是正」と「既存事業の拡大・強化」です。
転職者の採用に当たり重視した事項
厚生労働省発表 (mhlw.go.jp)
転職者がいる事業所が転職者の採用に当たり重視した事項(複数回答)をみると、「人員構成
の歪みの是正」とする事業所割合が 43.5%と最も高く、次いで、「既存事業の拡大・強化」が 40.0%
となっている。
産業別にみると、重視した事項を「人員構成の歪みの是正」とする事業所割合の高い産業は、
「生活関連サ-ビス業,娯楽業」が 56.2%、「宿泊業,飲食サ-ビス業」が 52.0%、「卸売業,
小売業」が 50.3%である。
事業所規模別にみると、「既存事業の拡大・強化」、「新規事業分野への進出」、「新技術の
導入・開発」では、おおむね、事業所規模が大きいほど事業所割合が高くなっている。「特に意
識しなかった」では、事業所規模が小さいほど事業所割合が高くなっている。
既存事業の拡大・強化は即戦力を意味します。
自分の市場価値を把握しておけば企業が求める人材像とすぐマッチングできます。
自己分析による職務経歴書の作成・面接対策
説得力のある自己PRができるのが職務経歴書と面接でアピールポイントを明確にすることが可能です。
職務能力や仕事への考え方は人それぞれ異なるので自己分析に模範解答はありません。
また転職エージェントと一緒に棚卸ししてもらうのもひとつの手です。
自己分析が苦手な人の特徴

- 周りと比べてしまう
- ネガティブな理由が出てくる
- 逆算が苦手
周りと比べてしまう
自己分析をしてるはずなのに自然と周りと比べる癖がついている人が多いです。例えば
- SNS
- 会社の同期の成績
- 起業して数億円資金調達した人のテレビ特集
- 自分と比べて営業成績が凄い
- 自分にはこのスキルがない。。
SNSを始めたりすると凄い人をよく見かけるのでついつい比べてしまいがちです。
ネガティブな理由が出てくる
人と比べてしまう癖がついてしまうと嫌な考えが頭をよぎります。 例えば
“”あんなにスキルの凄い人が“転職決まらないなんて。。”
あなたにはあなたの戦う武器が必ずあります。スキルが凄くてもコミュニケーションが下手
でもあなたはコミュニケーションが得意!!
前向きに修正して考えるのがコツです。
逆算が苦手
逆算が苦手だとどういうことになるかというと
「想像していたのと違う」「転職しない方がよかった…」と後悔することになってしまいます。
内定をゴールにするのではなく、その会社で活躍するイメージを持つまでが逆算ですね。
会社によって微妙に求めるスキルは違います。例えば同じ営業でも
- 不動産営業
- 車営業
- 保険営業
同じ営業でもクロージングだったり細かいスキルは全然違います。
自己分析が苦手なのは『自分には何もないこと』と向き合わないといけないことが根底にあるからです
自己分析が苦手な人の対策

自己分析のための7つのステップ
自己分析のための7つのステップをまとめました。
- 自分を知りアピールポイントを整理する
- これまでの職務経験を棚卸しする
- 発揮できるスキルを把握する
- 弱点・課題の克服
- キャリアの志向を明確にする
- 転職における優先事項のチェック
- キャリアビジョンを明確にする
大事なポイントをピックアップして解説していきます。
キャリアの棚卸しをする
自己分析の最も土台となる重要なプロセスが、この「キャリアの棚卸し」です。
- 過去を振り返ってすべての職務経験を書き出す
- 実績や評価されたことを書き加える
- 企業が求める人材像と職務経験を合致させる
転職では企業が求める人材像とマッチングさせる必要があります。
雇用形態や期間にとらわれず書き出します。職務経歴が短い場合でも携わった業務やその経験から得たことなどを書くことでアピール材料として十分に使える可能性があります。
今までの経験をまずは簡単に書き出してみましょう。
業務内容 | 仕事の実績 | 習得したスキル |
SEO関連 | ウェブサイトのPV数を2倍に | SEOスキル ウェブサイト分析 Googleアナリティクス |
SNS関連 | フォロワー数を1万まで引き上げた | SNS集客 インサイト分析 SNSからの物販 |
こんな感じでて簡単にまとめるとイメージが沸きます。Excelのフォーマットはこの章の最後にリンクがあるので
そこからダウンロードできます。
➀キャリアの棚卸しができていない例
- webマーケティングを担当していた
②キャリアの棚卸しが不十分な例
- webマーケティングでSEOを担当した
- 知識は勉強しながら
- ノルマは達成してきた
③キャリアの棚卸しを進めた例
- webマーケティング3年間を担当
- 顧客との関係性・顧客目線で業務遂行
- 売上達成のために行動を1日ごとに計画・検証・実行
- 結果、売上目標を着実に達成できた
- 会社の売上になる施策を提案
- ○○の職につきマネジメントを行った
- チームで○○の目標を達成し結果を残した
「自分がどのような姿勢で取り組んだか」「自分のスキルや知識が具体的にどう役立ったか」「失敗から何を学んだのか」といった観点でも、自己分析しましょう。
発揮できる能力を整理
- 希望職種で生かせる能力と経験を書き出す
- 職務経歴書は企業が応募者を見極める重要な要素
- 応募時はそれぞれの企業に合わせて職務経歴書を見直す
転職では企業が求める職務能力や経験がはっきりしていることが多いので自分のできることを具体的に整理していきます。
- 就きたい職種(業界)
- 発揮できる能力⇒
- 具体的な経験
職務経験の棚卸しから希望職種で生かせる能力とその裏付けとなる経験を書き出します。
自分の弱点と課題を整理
- 弱点や課題を書き出して整理
- 不足しているスキルや知識を整理
- 解決策を探す
自己分析の最大の目的は、「自分の強みと弱みの把握」で面接では弱み(短所)も必ず確認されます。
弱みのない人はいませんから、大事なのは「弱みをカバーするために何を工夫しているか」です。
相手に「自己解決能力がある人」という印象を与えられるように、自分の弱みと解決策をいつでも話せるようにしておきましょう。
キャリアビジョンを明確にする
- 仕事を5年後、10年後という長期スパンで捉える
- 目指す仕事の実現が転職のゴールと認識する
- 目指す仕事を明確にしてやるべき仕事を考える
キャリアビジョンを明確にしたらそれをするまでのやるべき仕事を時系列で考えていきます。
転職後に目指す仕事、やるべき仕事などのキャリアビジョンが変化することもありますが軸をぶれないように修正していくことが大切です。
まとめ

おつかれさまでした。いかがだったでしょうか。
30代の自己分析の【必要性】と【チェックポイント】をまとめてみました。
「転職して良かった」と思えるようになるためにもしっかりと自己分析をして、冷静に転職活動に取り組みましょう。
30代に差し掛かると自分のことを試したくなり転職活動する人が多いのではないでしょうか。
そんな時にしっかりと自分の魅力を伝えれるように普段から自己分析の時間を取ることが大切です。